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ここだけのお茶体験がある!静岡のおでかけスポット「KADODE OOIGAWA」(かどでおおいがわ)

KADODE OOIGAWA

静岡県のオススメおでかけスポット「KADODE OOIGAWA」( かどでおおいがわ )を紹介します。

「お茶にまつわる体験型テーマパーク」として、静岡県島田市に2020年11月12日にオープンした施設で、静岡県内の観光スポットとしては比較的新しい場所です。

私もオープンしてから2か月後の2021年の1月に家族で行きました。

この店長ブログで記事にするつもりでいたのですが、コロナ禍の状況下で県外移動を自粛するムードが続いていたので、紹介するのを控えておりました。

少し落ち着いてきた様子なので、このタイミングで記事を公開する運びとなりました。

目次

島田市にあるおでかけスポット「KADODE OOIGAWA」

KADODE OOIGAWA

静岡県の真ん中「島田市」に新しく登場した観光スポット「KADODE OOIGAWA」(かどでおおいがわ)は、2020年11月12日にオープンしました。

地元の魅力を集約した複合施設「道の駅」と、お茶にまつわる体験ができる「テーマパーク」が合体したスポットです。

大井川鐡道で35年ぶりの新しい駅「門出駅」と併設された施設でもあります。

グルメや買い物も充実しているので「ちょっと寄るつもりが、こんな時間経ってた!」となる楽しいおでかけスポットです。

新東名高速道路の「島田金谷料金所」を出てすぐの場所にあり、車でのアクセスもスムーズです。

車での行き方

\ 最新情報はここでチェック!/

KADODE OOIGAWAは体験型のお茶のテーマパーク

入口に設置してある立体マップ

「KADODE OOIGAWA」の一番の注目ポイントは「お茶の体験」ができること。

お茶の体験といっても「美味しいお茶を飲んで、終わり…」という体験ではありません。

施設内には、自分に合うお茶を発見できる場所「MANDARA茶柱」、お茶になった気分を体験できる場所「緑茶ツアーズ」、自分でお茶を淹れる場所「緑茶B.I.Y.スタンド」があり、一歩奥へ踏み込んだお茶の世界を体験することができます。

私に合うのはどんなお茶?MANDARA茶柱(まんだらちゃばしら)

MANDARA茶柱

「KADODE OOIGAWA」の施設内で、ひときわ目を引くのが緑の大きい柱「MANDARA茶柱」(まんだらちゃばしら)です。

このエリアでは、お茶のタイプ別の特徴を「マンダラマップ」で学び、「緑茶診断」で自分と相性の合うタイプを知ることができます。

MANDARA茶柱は、マンダラマップを立体的に表現したものです。

お茶のタイプに影響する「蒸しの深さ(長さ)」と「火入れ」を4段階に分け、それぞれを組み合わた16通りに分類されているので、柱も16本あります。

それぞれの柱には、該当するタイプのお茶が陳列されています。

「茶葉(リーフ)」と「ティーバッグ」の2タイプがあります。

kachapo

16種類もあると迷ってしまいそう…

そんな方には、質問に答えるだけで自分に合うお茶のタイプがわかる診断コーナーがオススメです。

お茶のマンダラマップ

MANDARA GREEN TEA

「MANDARA GREEN TEA」は、お茶のタイプを16種類に分類した「お茶の地図」です。

お茶を分類するポイントとなる要素の組み合わせで、お茶の種類が分類されています。

分類ポイント
  • 蒸す
  • 火入れ
kachapo

お茶は、どの製茶工程を通るかで特徴が変わります

製茶の工程おいて、それぞれの工程の加減によって、出来上がるお茶の特徴が変わります。

なかでも大きく影響するのが「蒸し」と「火入れ」です。

お茶のマンダラマップでは、各項目を4段階に分けており「4×4」の16通りに分類しています。

蒸し

上部は「蒸し時間」

「蒸し」は茶葉の収穫後に施される「蒸す時間の長さ」

  • 蒸し時間が短い → 浅蒸し
  • 蒸し時間が長い → 深蒸し

火入れ

右側は「火入れの強さ」

製茶段階の終盤「火入れ」

  • 低めの温度(弱火)→ すっきりした香り
  • 高めの温度(強火)→ どっしりした香り

そして分類されたお茶のタイプごとに適した淹れ方があります。

湯の温度

左側は「お湯の温度」

急須に注ぐお湯の温度の目安

  • ぬるめ → 70℃~80℃
  • 熱い湯 → 90℃くらい

抽出時間

下部は「抽出時間」

お湯を注いでから待つ時間

  • じっくり抽出されるタイプは、長め
  • サッと抽出されるタイプは、短め

このお茶の分類マップ「GREEN TEA MANDARA」は公式サイトでも閲覧できます。

公式サイトのMANDARAページ

マンダラマップの分類は、お店を選ぶときにも活用できます

kachapo

ちなみに私のお店(勝山茶本舗)のお茶は、「深蒸し」の「弱火」タイプです。マンダラマップの分類では「わ」や「か」に該当します。

勝山茶本舗のお茶のタイプ

牧之原の「深蒸し茶」を主体としたお茶で、お茶本来の香りを活かすために、火入れも弱めにしています。

緑茶診断

緑茶診断(ネットでも利用可能)

MANDARA茶柱の隣のエリアに設置してあるタブレット端末で「緑茶診断」ができます。

出題される質問に答えると、16種類の中から「今日の自分にあったお茶」をセレクトしてくれます。

後ほど紹介する、お茶を淹れる体験スポット「緑茶B.I.Y.スタンド」で、診断結果のお茶を選ぶこともできます。実際に飲んで確かめてみましょう。

kachapo

公式サイトでネットからも「緑茶診断」を体験できます

この「緑茶診断」は、「KADODE OOIGAWA」の公式サイトでも体験することができます。

公式サイトの緑茶診断ページ

茶葉になりきって製茶工場を体験する「緑茶ツアーズ」

緑茶ツアーズのブース

茶葉になりきって製茶までの工程を体験する「緑茶ツアーズ」。

収穫された茶葉が「蒸す」「揉む」「火入れ」の経て、商品としての茶葉(リーフ)になるまでを、特殊映像とともに体験できるコーナーです。

濡れる、強い風に吹かれる場所があるので、ポンチョをかぶって体験します

ツアー終了後には

ツアー終了後には、オリジナル緑茶4種類の飲み比べ体験と、特製のミニ茶碗(おちょこ)がプレゼントされます。

過酷な工程を経てできあがった緑茶は、体験した人だけが味わえる格別の味わいです。

体験ツアーの詳細

  • 体験料金は、1人500円
  • 所用時間は、15分~20分程度

注意事項

  • ツアーは出発時間が決まっています
  • その他の注意事項(濡れる、強い風に吹かれるなど)があります

ご利用の際は、スタッフの指示にしたがってご参加ください。

kachapo

一風変わった工場見学です

自分で淹れたお茶を飲む「緑茶B.I.Y.スタンド」

緑茶B.I.Y.スタンド

お茶について詳しくなったら、最後は「緑茶B.I.Y.スタンド」で自分でお茶を淹れる体験をしましょう。

コーナー名称の「B.I.Y.」は「Brew It Yourself!」(自分で淹れる)の略です。

ここではティーバッグタイプのお茶を使うので、お茶を淹れるのがはじめてで不安だという方でも、心配いりません。

専用のボトルとお茶を選んで購入します。

選んだお茶の種類の「適切なお湯の温度」と「抽出時間」が書いてあるカードを渡されるので、それに従ってお茶を淹れていきます。

選んだお茶の淹れ方にあったスタンドへ移動しましょう。(お湯の温度、タイマーが分かれています)

自分でお湯を注ぎ、目の前で「お茶ができる瞬間」を体験してください。

利用は一回500円(専用ボトルとお茶)
*専用ボトル購入後の2回目以降は、おかわりとして200円

「KADODE OOIGAWA」では、このように「お茶を飲むまで」の過程を楽しく学ぶ体験ができます。

KADODE OOIGAWAの施設情報

「KADODE OOIGAWA」には、お茶の体験以外の施設もあります。

KADODE OOIGAWAのグルメ

農家レストラン「Da Monde」(ダ・モンデ)

ビュッフェレストラン「Da Monde」(ダ・モンデ)

地元野菜を中心としたビュッフェレストラン。店名の「だもんで」は、静岡の方言です。「~だから」や「それで」など、会話のつなぎによく使われる言葉です。お店は展示のSL機関車のそばにあります。タイミングが合えば、食事中に「走るSL」が登場して「SLに挟まれる?」なんて状況になるかもしれません。そんな体験ができるレストランは、日本で唯一ここだけでしょう。

カフェ&スイーツ

茶畑ベンチのふもとで営業している「スイーツ&ドリンク」のお店。マルシェの新鮮な果物を3つ選んで作る「ごほうびクレープ」で、自分を「甘やかす」至福の時間を味わえます。ドリンクのおすすめは、フルーツが盛りだくさんのフルーツティー。他にも、地元のケーキ屋さんによる「タルト」や「瓶詰ケーキ」などのスイーツが並び目移りしちゃいます。

お茶漬け

静岡の美味しいお茶と、半年間熟成させた絶品の本枯節で味わう本格的なオリジナルお茶漬け。

緑茶バーガー

緑茶のソースやバンズを使った、ガッツリ食べ応えのあるハンバーガーです。クラフトビールを合わせてどうぞ。

麺屋 燕(つばめ)

島田市の老舗ラーメン店。東京ラーメンショーに出店したり、食べログの名店にも選ばれたりと、味もお墨付き。新作の「お茶を取り入れたラーメン」は、ここだけでしか食べられないメニューです。

茶寮

お茶カフェ。日本庭園を眺めて「緑茶とお菓子」で過ごす癒しの一時。

トラスパレンテ ラルーチェ(パン屋)

関東で人気のパン屋。静岡県内では「磐田」とここの2店舗のみ。店内製造の焼きたてパンを楽しめます。緑茶を使った限定パンもあります。

スムージースタンド

マルシェの新鮮な果物や野菜を使ったスムージー。

門出ソフト

日本唯一の「プロソフトクリーマー」が監修した全国初のお店。濃さの違う3種類の煎茶ソフトのほか、ご当地の味(おでんみそ、安倍川餅風、さくら棒)も気になってしまいます。実は、施設内にもう一か所ソフトクリームの販売所があり、そこには「黒いソフトクリーム」があるとか、ないとか…。真相は、ご自分で確かめてみてください。(ヒントはSL)

KADODE OOIGAWAの買い物

  • マルシェ
  • ショップ
  • 魚喜
  • 肉処「大久保」
  • 天神屋

マルシェ

地元大井川で育った新鮮な農産物が目白押し。

ショップ

お茶やお茶とセットで味わうお菓子など。

魚喜

静岡近海で獲れた新鮮な魚介を販売。海まで行かなくても静岡の魚が買える。

肉処 大久保

「静岡そだち」「箱根山麓豚」まど静岡ならではのブランド肉を販売。

天神屋

「天神屋」(てんじんや)は、静岡県民が愛する総菜屋。「しぞーかおでん」もいいけど、個人的には「おにぎり」がおすすめ。

KADODE OOIGAWAの写真スポット

ここだけのユニークなモニュメントがある「KADODE OOIGAWA」

  • 茶畑ベンチ
  • SL広場
  • 緑のポスト
  • 緑茶水道

公式サイトで紹介されている代表的なスポットの以外にも、中庭のロゴベンチや、大井川鉄道の「門出駅」の看板、ウォールアートなど、楽しい思い出を撮影できる場所が、たくさんあります。

中庭のロゴベンチ
SL広場の機関車
門出駅の看板

その他「観光案内」や「キッズパーク」もあります

大井川流域の観光ポイントを紹介する案内所があります。「大井川でやるべき100のこと」として、100枚のカード型パンフレットが並んでおり、自分の行きたいスポットを集めるのが楽しい、一風変わった観光紹介所です。

また、子どもが思いっきり体を動かして楽しめるキッズの遊び場「ちゃめっけ」があります。

「ちゃめっけ」は、完全入れ替え制の有料施設です。

  • 子ども500円
  • 大人(保護者)100円
  • こども回数券(6回分)2500円
  • 大人(保護者)回数券(6回分)500円

施設の詳細や実施時間をチェック

「KADODE OOIGAWA」で、お茶の体験をして、ご飯を食べて、買い物を楽しんで、と過ごしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

『家族、友だち、恋人』誰と来ても楽しめる施設です。

KADODE OOIGAWAへのアクセスと営業時間

では、お出掛け前に確認したい「KADODE OOIGAWA」の施設情報をまとめておきます。最新の情報は「公式サイト」にてご確認ください。

「KADODE OOIGAWA」の住所(アクセス)

  • 施設名称:KADODE OOIGAWA(かどでおおいがわ)
  • 住所:428-0008 静岡県島田市竹下62
  • TEL:0547-39-4073

車で向かうときの注意

新しく出来た場所なので、カーナビなどの情報に表示されない場合もあるかもしれません。

もしナビの検索でルートが絞れない時は「新東名高速道路」の「島田金谷料金所」(しまだかなや)を目指してください。

高速道路出口付近の道路

新東名高速道路から降りた場合は、料金所を出てすぐに道が左右に分かれますが、左側に進んでください。(空港や国道1号の表示がある方で大丈夫です)

ぐるっとカーブする道を降りたところから右折すれば目的地は目の前です。

駐車場について

駐車場は無料で、乗用車が約550台、大型バスが34台のスペースがあります。

平面駐車場です。日を遮るような場所はないので、暑い時期はご注意ください。

またバイクや自転車など、ツーリングで寄る人も多いので、駐車場内、周辺の運転にはご注意ください。

kachapo

週末は混雑しやすいです。
場内や周辺の運転にお気を付けください。

「KADODE OOIGAWA」の営業時間

  • 基本の営業時間(開館時間)は「 9:00 ~ 18:00 」
  • 基本の休業日(休館日)は、第2火曜日

年末年始や臨時の休館もあります。

また一部のエリアは営業時間が異なります。

コロナ関連による対応や、施設の貸し切り状況など、当日の詳しい情報は、公式サイトでご確認ください。

静岡の新スポット「KADODE OOIGAWA」で静岡を体験しよう!

2020年11月にオープンした静岡県の新しい観光おでかけスポット「KADODE OOIGAWA」を紹介しました。

すでにたくさんのメディアで紹介されていますが、実際に訪れて体験することが施設の最大の魅力です。

またその場で「飲むお茶」も、お土産に「買って帰るお茶」も、たくさんの種類があるので一度では味わいつくせません。

kachapo

訪れるたびに、新しいお茶との出会いが待っています

「KADODE OOIGAWA」は、「道の駅」と「体験型テーマパーク」が合体したような施設です。

お茶だけでなく、地物の特産品やご当地グルメも味わうことができます。

「新東名高速道路」の「島田金谷料金所」から、ほぼ直結しているといえる場所です。ドライブの休憩ポイントとして、気軽に寄ってみてはいかがでしょうか?

ぜひ「KADODE OOIGAWA」で静岡を満喫してください。

kachapo

おでかけ前に公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね!

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この記事を書いた人

静岡市葵区の瀬名地区で日本茶を専門に販売しています。お茶で心安らぐ素敵な時間をお過ごしいただけますように…。そんな願いを込めて商品をお届けしています。

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